第47回頭痛学会総会






第47回頭痛学会総会が丸木雄一先生により浦和で開催されました。
「難治性慢性頭痛への挑戦」のシンポジウムは竹島が五十嵐久佳先生とともに企画しましたが、好評いただきました。
 また、頭痛診療ガイドラインの改訂作業が始まっていますが、現在の状況につきガイドライン委員長の荒木信夫先生にご解説いただきました。竹島が座長を務めました。富永病院、頭痛センターが関係した一般演題は8題発表しました。


難治性慢性頭痛への挑戦

Challenge for management of chronic refractory headache

座長:竹島多賀夫(社会医療法人寿会富永病院)
五十嵐久佳(富士通クリニック内科(頭痛外来))

S7-1 難治性慢性頭痛の定義と種類
Definition and classification of refractory chronic headache
富永病院脳神経内科・頭痛センター
○菊井祥二

S7-2 薬物療法
The medication for refractory chronic headache
仙台頭痛脳神経クリニック
○松森保彦

S7-3 Neuromodulation
静岡赤十字病院脳神経内科
○今井昇

S7-4 慢性頭痛に対する認知行動療法
Cognitive behavioral therapy for chronic headache
東邦大学医学部心身医学講座
○都田淳、小山明子、端詰勝敬

S7-5 慢性頭痛に対する集学的治療
Multidisciplenary approach for chronic primary headache
奈良学園大学保健医療学部1)、篤友会千里山病院2)
○柴田政彦1)、高橋紀代2)



慢性頭痛診療ガイドライン改定に向けて
The discussion for the improvement of Clinical Practice Guideline for Chronic Headache
座長:竹島多賀夫(社会医療法人寿会富永病院)

SP-1 よみうりランド慶友病院1)、埼玉医科大学脳神経内科名誉教授2)
○荒木信夫1,2)


一般演題

O2-3 群発期群発頭痛患者7 名の終夜睡眠ポリグラフ検査結果の検討
社会医療法人寿会富永病院脳神経内科
○杉山華子、菊井祥二、團野大介、宮原淳一、竹島多賀夫


O3-3 片麻痺性片頭痛31 症例の臨床症状に関する検討
富永病院脳神経内科頭痛センター1)、兵庫医科大学神経・脳卒中科2)、
近畿大学病院遺伝子診療部3)、甲南病院神経内科4)
○團野大介1)、Johanna WOLF2)、西郷和真3)、北村重和4)、石崎公郁子1)、
宮原淳一1)、菊井祥二1)、芳川浩男2)、竹島多賀夫1)


O3-5 片頭痛患者の疾病負担:National Health and Wellness Survey を用いた検討
富永病院脳神経内科・頭痛センター1)、
アステラス・アムジェン・バイオファーマ株式会社2)
○菊井祥二1)、戸高宏2)、浅尾啓子2)、安立憲司2)、竹島多賀夫1)

O4-2 片頭痛症例における頭部自律神経症状と中枢神経感作の関係性について
富永病院脳神経内科頭痛センター1)、偕行会リハビリテーション病院2)、
兵庫医科大学内科学神経・脳卒中科3)、獨協医科大学脳神経内科4)
○團野大介1)、石崎公郁子2)、宮原淳一1)、菊井祥二1)、Johanna WOLF3)、
芳川浩男3)、平田幸一4)、竹島多賀夫1)


O8-1 全身麻酔婦人科手術後の頭痛発作にスマトリプタン点鼻が奏功した3 症例
恵生会病院産婦人科1)、富永病院脳神経内科・頭痛センター2)
○内藤子来1)、竹島多賀夫2)

O8-2 更年期外来を受診した、前庭性片頭痛の1 例
恵生会病院産婦人科1)、富永病院脳神経内科・頭痛センター2)
○内藤子来1)、竹島多賀


O12-5 前兆のある片頭痛患者に発症した眼窩内海綿状血管腫の一例
偕行会リハビリテーション病院内科・リハビリテーション科1)、富永病院2)
○石崎公郁子1)、宮原淳一2)、柏谷嘉宏2)、團野大介2)、菊井祥二2)、
竹島多賀夫2)

O23-4 Long-term efficacy and safety during open-label erenumab treatment in Japanese patients with episodic migraine

Global Development, Amgen Inc., Thousand Oaks, CA, USA1)、Department of Neurology,
Dokkyo Medical University, Tochigi, Japan2)、Saitama International Headache Center, Saitama, Japan3)、Headache Center, Department of Neurology, Tominaga Hospital, Osaka, Japan4)、Department of Neurology, Tatsuoka Neurology Clinic, Kyoto, Japan5)、Research & Development, Amgen Astellas Bio-Pharma K.K., Tokyo, Japan6)、Global Biostatistical Science, Amgen Inc., Thousand Oaks, CA, USA7)、Global Safety, Amgen Inc., Thousand Oaks, CA, USA8)

○Sunfa Cheng1)、Koichi Hirata2)、Fumihiko Sakai3)、Takao Takeshima4)、Yoshihisa Tatsuoka5)、Toshiyasu Hirama6)、Yi Wang7)、Fei Xue8)、Daniel D. Mikol1)


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